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柴日記


日常のぐだぐだや漫画・アニメの感想など。

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賭博覇王伝零6巻感想

鏖の魔女終了
モニターで零たちを見ている後藤。憔悴した零を見て次で終わるかもしれないと予感している。
館を出るとみんなは魔女の館みたいなことは懲り懲りだと言って散り散りになってリングについての相談事。
ユウキはそれを見てありがとうもなしかよと呟いています。参加した大半は巻き込まれたって感情のほうが強かったと読み取れますね。
残り時間38分少し。マイルドかハード、セーフティ2回でクリア。
しかし零はもうこんなゲームをやめたいと言い出す。勝ち残ってもそれは、こんな無茶苦茶なゲームをやらせた在全のために働くことを意味するから。ここで生き残れたのだからこその、もうやめたい。在全のために働くためにこんなことしたくない。
それもそのはずですよね。義賊の噂を聞きつけた在全に半強制的に参加させられたゲームだし、在全という人間に金の力で零は心酔しないし。ミツルとの約束「義賊」という言葉で奮い立たせようにも現状は、前述したように在全に選ばれるために無茶を重ねている現実を痛感したら、やめたくなりますよ。だって在全のために働くことはミツルとの約束じゃない。
「1000億!未曾有のチャンス!」
ヒロシが声高に掲げる報酬を得られたら、1巻のミツルが言ったように振り込め詐欺の被害者の人たちは救える。でも在全筆頭の資産家の全財産と比較すればはした金だってとうの昔に、報酬を提示されてすぐに零は気づいていた。
零にはここで戦う目的がない。少年漫画の主人公のバトルのきっかけが巻き込まれてっていうことも多いけれど、巻き込まれていたとしても一つでも奮い立たせられる理由がある。
ヒロインや仲間を救うなり、何かの世界の頂点だったり、許せざる敵を倒すためだったり。大義があったり。
零にはヒロインはいない。仲間はこのまま時間切れを待ってリタイアするほうが命だけは助けられる。ドリームキングダムで生き残ってもそれは頂点ではなく、頂点にいる人間の手駒になる。許せない敵はここにはいない。大義はミツルとの約束と考えても、どう考えてもここで勝っても約束を果たせないことは考え付く。





標との会話
ここで戦う意味を見いだせない零は標の姿を見つける。
追いかけて行った先で零と標の内緒話。標の提案。「二人で在全を倒す。世界を変える。」
すぐに零はそれを否定。それをやるには在全を暗殺するしかない。これは暴挙だと。
それでも在全を倒す方法があると標は告げる。在全の財産を脹れあがらせて強奪する方法を。(まだ謎です)
確かに在全は王になる資質がある。だがあの人ではダメ。世界は変わらない。変えられるのは若者だけだ。
標は零に自分の余ったリングを渡すけれど、零は拒否する。
零に戦う理由ができたことの象徴だと思う。ここで勝って在全を標の持ってきた計画で倒す。少年漫画ではライバルが時として主人公の活路を開く。王道ごちそうさまです。





ヒロシとユウキ
零が初めて仲間を切り捨てました。もう仲間の命まで背負えない。巻き込まれて仲間を生かせるために戦っているのではなく、目的のために自分から攻めていく戦いに挑む零の決心。むしろ降りろと告げる。
ヒロシぶち切れ。一人で行ってくると告げて離脱。心配するユウキに零は、リング一つならセーフティかジュニアだろうから大丈夫。そういうことも含めて計算づくで切った零の優しさに惚れます。
ユウキにもヒロシが取るだろう行動を薦める零。しかしユウキの足は零に向かっていた。私はユウキの立場が一番共感できるかな。
勝てないことは百も承知だけど、数少ない偶然で零に出会って零の戦うところが見られて、そんなすごい奴のそばにいるという幸運。ただ零を見ていたい。私も大概後藤さんの言う「映画館の涙を流す人間」です。ユウキはそんな偽善的で何も行動できない人間ですが、そんな彼が零を見ていたいと願って走るという行動になんの偽善もない。
またもや末崎さんと合流。
その先には申し合わせたような三人参加のアトラクション。零は巻き込めないからと言うが、末崎さんの啖呵が飛ぶ。
お前の気遣いは、とどのつまり見下しだと。
その言葉は真実だと思う。零のやることは理にかなっているし、無理難題を解ける頭脳もある。だけどそれが出来ない人たちを「背負おう」としたり「守ろう」としたりする。
まだ自分に戦う理由がないときは背負ったり守ったりするけど、目的が出来たら切り捨てようとした。つまり背負うもの守るものがあると、自分が戦いにくいというのを端的にオブラートに包んで言っているようなもの。
今までの戦いでもこいつらがいなけりゃあなあと末崎・ユウキと大差ない読者の私でも思ったのですから。そういう自分の役立たずさは二人とも痛感しているでしょう。末崎さんはそれを自覚しているから自らをコバンザメに例えたわけですし。(私やけにこのネタ引っ張るなあ)
勝てる保証はしない。それでも良ければ。
この零の遠慮がちな口調がいい。「守る」って心を決めた顔も好きだ。
ユウキと末崎さんを巻き込むまでの零ってあとから見比べていると、なんか焦っていたような感じがしていて心配になる表情だった。最初の振り込め詐欺に対しての義賊作戦でも、零なら一人義賊でもやれる作戦を考えていてもおかしくなかったはずなのに、自殺サイトでひっかけてまで仲間を集めるし。
公言したり自覚はしてないけど、世界を変えるような目的と仲間をほしがっていたんじゃないかと思います。だけど将来のエリート候補を育てるあの中学校では、そんな仲間と目的を期待できなかったこそのあのつまらなそうにも見える回想シーンだったのかもと。

ザ・アンカー編の感想は次回に回します。


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柴仲達
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女性
誕生日:
1988/05/28
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介護士
趣味:
読書、二次創作
自己紹介:
介護士しながら腐女子しています。今は青エクが中心。日記では漫画の感想などを書いていきたいです。
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